MacでWebDAVサーバ
< 概要 >
Mac OS XでWebDAVサーバを構築する方法を解説します。
< 解説 >
基本、Mac OS X Mountain Lionでのやり方を説明しますが、Lion〜Yosemiteも同じです。それ以前は多少違いますが、分かる範囲で変更箇所を説明します。 ダイジェスト認証でサーバにアクセスするのにパスワードを要求するようにし、最低限のセキュリティは確保します。 ここでは公開用ディレクトリは「/users/Shared」。いわゆる「ユーザ」フォルダにある「共有」フォルダをWebDAVサーバにします。もちろん違うディレクトリを公開することも可能です。また、ダイジェスト認証で必要となるロックファイルを置くディレクトリは「/Library/WebServer/lock」とします。これも置くところはここでなくとも良いのですが、Webサーバで公開しているフォルダの上位とかに置いて、Webブラウザでアクセスできないようにしておくことが定石です。
< 設定の手順 >
WebDAVサーバを設定するために以下の5つのステップで説明します。
Step 1. 公開用ディレクトリのアクセス権変更とロックディレクトリの作成 Step 2. httpd.confの修正 Step 3. httpd-dav.confの修正 Step 4. ログインIDとパスワードの登録 Step 5. Web共有の再起動