Webサイトをアクセス制限
< 設定方法 > Step 2. ユーザ名とパスワードを登録する。
次にアクセス制限したサイトを見られるように、ログインIDとパスワードを登録するファイルを作成しましょう。 これにはapacheのhtpasswdというものを使用してファイルを作成します。このファイルにはパスワードを暗号化して登録してくれますが、やはり他人に見られないようなところに保存しておきましょう。たとえば、「ライブラリ」−「WebServer」−「Documents」内にWebを保存している場合であれば、「Documents」フォルダと同じ階層(「WebServer」の下)、そして「ユーザ」−「(ユーザ名)」−「サイト」内にWebを保存している場合であれば、「サイト」フォルダと同じ階層(「(ユーザ名)」の下)です。それでは実際にファイルを作成しましょう。ターミナルを使って以下のコマンドを入力してください。(「␣」はスペースを表しています) 【「ライブラリ」−「WebServer」−「Documents」内にWebを保存している場合】 < 10.4 > /bin/etc/htpasswd␣-c␣/Library/WebServer/.htpasswd␣(ログインID) < 10.5 > /bin/etc/htpasswd␣-c␣/Library/WebServer/.htpasswd␣(ログインID) そうするとパスワードを入力するように2回聞かれるので、2回とも同じパスワードを入力する。 これで.htpaswdというファイルにログインIDとパスワードが登録される。この.htpasswdというファイルにログインIDとパスワードを「追加」する場合は先ほどのコマンドに対して「-c」を外してあげれば追加されます。(「-c」をまた付けると、.htpasswdというファイルが置き換わります) < 10.4 > /bin/etc/htpasswd␣/Library/WebServer/.htpasswd␣(別のログインID) < 10.5 > /bin/etc/htpasswd␣/Library/WebServer/.htpasswd␣(別のログインID) 【「ユーザ」−「(ユーザ名)」−「サイト」内にWebを保存している場合】 < 10.4 > /bin/etc/htpasswd␣-c␣/users/(ユーザ名)/.htpasswd␣(ログインID) < 10.5 > /bin/etc/htpasswd␣-c␣/users/(ユーザ名)/.htpasswd␣(ログインID) 同じようにパスワードを2回入力するように言われるので、2回とも同じパスワードを入力する。 これで.htpaswdというファイルにログインIDとパスワードが登録される。この.htpasswdというファイルにログインIDとパスワードを「追加」する場合は先ほどのコマンドに対して「-c」を外してあげれば追加されます。(「-c」をまた付けると、.htpasswdというファイルが置き換わります)