MacでWebDAVサーバ
< 設定方法 > Step 2. httpd.confの修正
WebDAVサーバを利用するにはhttpd.confを修正します。このhttpd.confとはApacheの動作を細かく設定しているファイルです。10.4以前は「/etc/httpd」の下に、10.5〜10.10では「etc/apache2」の下にあります。この場所はFinderでは見えないところにありますので、ターミナルを使ってまずはバックアップを取りましょう。
< 10.4 > cp␣/etc/httpd/httpd.conf␣/users/(自分のユーザ名)/documents/. < 10.5〜10.10> cp␣/etc/apache2/httpd.conf␣/users/(自分のユーザ名)/documents/. これでホームの「書類」フォルダにhttpd.confというファイルが見えるようになってコピーされました。このファイルを修正して、元に戻しますが、そうするとオリジナルが消えてしまいますので、Finder上でhttpd.confをhttpd_backup.confとかの名前で複製しておきましょう。
「書類」フォルダに作られたhttpd.confのファイルを「アプリケーション」フォルダにある「テキストエディット」で開き、⌘(commandキー)+ Fで「ServerName」を検索します。 いくつかヒットしますが、その中から下記のように書かれている行を見つけます。
#ServerName www.example.com:80 先頭の「#」を削除し、www以降を公開しているIPアドレスもしくはURLに修正します。私の場合だと下記のようになります。
ServerName www.mac-room.com 次に⌘(commandキー)+ Fで「httpd-dav.conf」を検索して、下記のように書かれている行を見つけます。
< 10.4 > #Include /private/etc/httpd/extra/httpd-dav.conf < 10.5〜10.10 > #Include /private/etc/apache2/extra/httpd-dav.conf そして先頭の「#」を削除してhttpd.confの修正は終わりです。最後にhttpd.confを元の場所に戻しておきましょう。
< 10.4 > cp␣/users/(自分のユーザ名)/documents/httpd.conf␣/etc/httpd/. < 10.5〜10.10 > cp␣/users/(自分のユーザ名)/documents/httpd.conf␣/etc/apache2/.